[インターフェース考察] MacOSX LionのFinderのボタン

2011年 04月 27日5:11 pm @ 友兼 亜樹彦

0


[インターフェース考察] MacOSX LionのFinderのボタン

Mac OS Xのインターフェースデザインは、コンピュータのユーザーエクスペリエンスの歴史に影響を与えているであろうと考えるている人は、少なくとも私だけではないと思います。

そこでAppleから発表されて大分たちますが、次期Mac OSX Lionの既に公開されている幾つかのスクリーンキャプチャからうかがい知ることができる、Finderの表示モードを切り替えるボタンについて少し考察をしてみます。


このボタンを見て、真っ先に私の頭に思い浮かんだことは「これは、どのような挙動をするのか?」ということでした。
そうしたところ、いち早くGoogle Readerのクライアントアプリとして、iPhoneのアプリでも人気のReeder(Readerじゃないところポイントですね。私もしばらくReaderで検索してました。)のデスクトップバージョンに同様のデザインのボタンが採用されているのを発見しました。
以下が、そのボタンを操作しているところのビデオです。



ビデオを見て分かるとおり、スライダのようにドラッグして動かせることがわかります。
このことから考えられることは、iPadのようなタッチインターフェースへの最適化です。
現状においても、ウェブブラウザのタブやアプリケーション内の画面の切り替えは左右へスライドするメタファーが取り入れられています。
画面が左右へスライドするのと同様、ボタンがスライダのように左右に移動することで切り替えられることは、動作の統一化が図られます。

この考察は、噂サイトなどで囁かれている、iOSアプリの開発フレームワークとMac OSX Lionのデスクトップアプリの開発フレームワークが統合されることの証左かもしれません。

6月に開催されるWWDCで、Lionの情報はより明らかになるでしょう。また、そこで新たなユーザーエクスペリエンスを創出するユーザーインターフェースが登場することを期待して、今回のお話は締めさせていただきます。

About the Author

友兼 亜樹彦 は 合同会社アライアンス・ポート、テクニカルディレクタ。