生きることは働くこと

2010年 07月 23日5:01 pm @ 森岡 麻紗子

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生きることは働くこと

『自分の仕事を考える3日間』
(西村佳哲著)は、タイトルに「with 奈良県立図書情報館」とある通り、2009年1月に行われたフォーラムに焦点を当てた本です。働き方研究家である西村さんがこのフォーラムに招待したゲスト8名との事前インタビューや彼らのお話を通じて感じたことがまとめられています。

半農半X研究所代表 塩見直紀さん「Re:S」編集長 藤本智士さん浄土宗應典院住職 秋田光彦さん映画作家 河瀬直美さん などなど、ゲストの顔ぶれは多彩です。

なぜ、彼らだったのかについて西村さんはこう記しています。

そうですね。〈仕事〉というより、〈自分の仕事〉を育てているように見える人であること。たった1人の前でも300人の前でも、変わらず正直に自分を打ち明けられることができそうな人であること。答えを示すことより、みずからの実践や逡巡をそのまま語ってくれるんじゃないかと思える人に、フォーラムゲストの相談をさせていただいた。

もし、ただのイベント記録本だと思って読まないのであればそれはちょっと損かも。

生きていく上で人は何かしら働かなくてはならない。それは会社に勤めてお給料をもらうということ以外にも、部屋を掃除したり、家族の食事を作ったり、とりあえず働くことを繰り返して生きています。(ごく当たり前のことだけど)

ずっと働いていると言うとげんなりする人もいるでしょう。この本の中で語られている「よりよく働く」は収益を上げてビジネスとしての成功を収めることではなく、自分がよりよくなる働き方のことを指します。

本書の冒頭に「仕事」についてこう書いてあります。

仕事とは特定の職業や職能ではなく、自分の中心から生まれてくる力を「働き」にして社会化する、ひとつながりの営みだ。

働くことが生活になる。「働くこと」がきちんと機能すれば、確実に何かが改善されるということで、なかには決して嫌いじゃない自分にとっての「働くこと」があると思います。

もし、この言葉にピンときたのであれば一読をオススメします。

私は初日のゲストに強く心惹かれましたが、みなさんはどう感じるのでしょうか?

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