“どまセン” のある風景

2010年 12月 25日8:58 am @ 森岡 麻紗子

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“どまセン” のある風景

「子どもや大人がわーって集まっているんだけど、

公園を素通りして建物の中に入っていくんだよ。

それはもう吸い込まれるみたいに(笑)」


12月21日、ニュースタイルカルチャーセンター公民館「どまんなかセンター」(Produced by N.I.P)に行ってみた。

冒頭のセリフは洋裁学校だったこの建物を気に入り、約5年間家族で暮らしたというムラマツさんの一言。

カフェ・ド・マンナカでお茶をしながら、ムラマツさんは楽しそうにこの場所の思い出とどまんなかセンターの印象について私に話してくれた。

たしかに、ひっきりなしに人が訪れては去っていく、

人の声から子どもたちが走り回る音、生活音が鳴り響く。

でも不快さはない。

私のどまんなかセンター滞在は約4時間ほどだったが、なんでこんなに居心地がいいのか? この場所の既視感がなんなのか? …結局、よくわからない。

でも、ここにいるだけでなんだか笑いがとまらない。可笑しくて楽しい。

妙なしっくり落ち着く感じがここにはある。

どまんなかセンター、通称「どまセン」。そこで私が見た風景を、ここにあるがままに書いていこうと思う。

袋井駅徒歩10分。橋を越えると見えてくる白い建物が今回の主役、通称「どまセン」

「どまセン」利用手続きの書き方が壁に貼りだしてある。ノートに予約状況が書いてあるけれど、25日までほぼ予定が埋まっていた

どまセンの壁には、子どもたちがワークショップで作ったというフライヤーやポスター、落書きたちがいたるところにに貼ってある

期間限定オープンのために25日にどまセンは閉館してしまう。それを受けて小学生たちや中学生が署名活動と嘆願書を制作。ゲストブックのそばにおいてある。 ちなみにこの嘆願書を制作した中学生というのが後々活躍するアートボーイズ(a.k.a ゲームボーイズ)

玄関を入ってすぐ、みんなの憩いの場であるカフェ・ド・マンナカ。基本セルフサービスだが、スタッフやN.I.Pのメンバーがお茶やお菓子(みんなの差し入れ)を出してくれる。この時は月見の里学遊館スタッフに子どもたちが「ここのお菓子たべていい〜?」と聞いているところ

本日のスケジュール。21日はご近所のお母さんたち主催のクリスマス会が2件、ミニたこワークショップ、そして中嶌佳秀×タン・ルイ×gsex展の設営と、稼働率100%。

どまセン玄関。子どもたちのくつがたくさん並び、大人も子ども大勢の人が出入りしていつも騒がしい。玄関を開けっ放しになることもしばしば。でも、そんな時は「開けたらちゃんと閉めようね!」と、スタッフからぴしゃりと注意される

カフェ・ド・マンナカで憩う人びと。彼女たちは最初、アートと地域に関するリサーチに訪れていたそう。それがN.I.Pに誘われ、どまセンで展覧会を行うことに…。すでに展覧会は終わっていたが、この日はどまセンでブレストを行っていた

どまセンの中心部分にある通称「へそ部屋」。ここには、雨漏りで溜まった水で栽培しているかいわれ大根たちが。そしてこの部屋に今回のコンセプトがひっそりと掲げられている。ちなみにどまセンのいたるところに雨漏りスポットがあり、そのポイントにはこのようなかいわれ大根の種を入れたケースが設置してある

月見の里学遊館で開催されていた「YAH! YAH! YAH! わたしの袋井写真展」。過去から現在、袋井市の人びとが撮影した写真が展示されている

展覧会会場

写真展会場に、今回のプロジェクトの趣旨や設営に使用したホワイトボードなどがそのままの形で展示されている